インテリアコーディネート

理想の部屋を作るのに大切なことは、デザインやカラーといった「好み」と、ライフスタイルを考えた「快適さ」との融合です。



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インテリア スタイル


どんな部屋にもスタイルというのがあります。インテリア コーディネートでは、このスタイルをとても大切に考えますが 、家具などを買うときには自分の部屋の理想のイメージを持っていないと、統一感のない部屋になってしまいがちです。

部屋のイメージに合わせた家具を買うには、様々なタイプの商品を扱っている百貨店や量販店的なショップもありますが、よりイメージを統一したいのであれば決まったスタイルの家具を専門に扱っているインテリアショップがお勧めです。

カラーイメージがあるように家具にもイメージやスタイルというものがあります。例えば、「アジアンスタイル」はインドネシアやタイなどのアジア各国の伝統芸品や民芸品的な家具でまとめられる、独特な雰囲気のスタイルです。

竹(バンブー)や麻など、自然素材や民芸品などの織物が多く使われているので、人の手の温かみや自然を感じ、安らぎや落ち着き得ることができます。リゾートホテルなどでよく見かけるスタイルです。

また近年人気の「カントリースタイル」は、ヨーロッパカントリーとアメリカンカントリーの2つに分けることができます。

どちらのスタイルにも共通するのは、素朴な素材をつかった手作り感あふれる雰囲気です。

カントリーとは、要は片田舎という意味で、ヨーロッパ、アメリカに関係なく日常の風景になじんだ木の家具の部屋なのです。

フレンチはアメリカンに比べて色目は白っぽく、おなじパイン材を使用していても塗装によって全く違った印象になっています。

フレンチではクリアやパイン、ホワイトなどのオイルステインが多く使われ、アメリカンではウォルナットなど濃いこげ茶のオイルステインが塗られています。

デザインもフレンチは曲線と直線で形作っていることが多いのですが、アメリカンではハートや星といった装飾的デザインが多用されているのも特徴です。

カントリーと同じように木の素材にこだわりがあるのが「ナチュラルスタイル」です。 木やファブリックといった自然の素材を使った温もりのあるスタイルです。アイボリーやベージュなどの明るめの色を多く使い、明るくて癒される空間を作り出しています。

「北欧スタイル」は流木などの曲がり木や布などの自然素材を使い、シンプルで実用性に富んだデザインが特徴です。

思わず触ってみたくなるような天然素材からは温もりが感じられ、洗練されたデザインのものが多いです。

飾り気がなく上品な印象もあり、何にでも合わせやすく飽きがこないという理由でも人気を得ています。

「クラシックスタイル」は伝統的な中世のヨーロッパで見かけられるようなスタイルです。宮廷のような雰囲気の鮮やかな柄を取り入れたり、豪華なイメージのテーブルやイスなどに猫足が使われていたりします。重厚感溢れるアンティーク家具を取り入れ、優雅で格調高い雰囲気を出すことが出来ます。

1950年を中心とする1940年~1960年代に活躍したデザイナーによって確立されたのが「ミッドセンチュリースタイル」です。代表するデザイナーにはイームズやアルネ、チャールズ&レイやヤコブセン、エーロー・サーリネン、ジョージ・ネルソン、ハリー・ベルトアイ、ル・コルビュジェ、柳宗理などのデザイナーがいます。

「モダンスタイル」は飾り気の少ない、直線的なデザインのインテリアによってまとめられています。

デザイナーズ家具に多い、モノトーンを基調とした斬新なデザインのもので、クールでスタイリッシュな印象を与えます。

「シンプルスタイル」もまた飾り気のないシンプルな家具で、色もカラフルなものは使用しません。

合板やプラスチック、スチールなど、現代的な素材を使った洗練されたデザインはフォーマルな雰囲気を出しやすく、今人気のスタイルです。

最後に「和風スタイル」は日本独自のスタイルです。畳や障子、すだれなどどこか懐かしい昔を思い出させるものや、最近のモダンを取り入れた「和風モダン」というスタイルもあり、和洋の調和をいかした部屋も人気です。

家具選びはインテリア コーディネートの中でも最も楽しい過程ですが、また一番難しい選択でもあるわけですね。

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